ビカクシダ(コウモリラン)の増やし方でいちばん確実なのが、子株(脇から出る小さな株)を切り分ける「株分け」です。特にビフルカツムなど丈夫な品種は子株をよく出すので、初心者でも増やせます。この記事では、株分けの適期・手順・アフターケアをまとめます。
株分けの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適期 | 生育期(春〜初夏)。気温が上がって成長する時期 |
| 対象 | 十分に育った子株(貯水葉・胞子葉が数枚展開したもの) |
| 難易度 | ふつう |
| 道具 | 清潔なハサミ/ナイフ・水苔・板か鉢 |
子株とは
親株の脇から自然に出てくる小さな株です。ある程度育ってから分けるのが成功のコツで、小さすぎるうちに切り離すと枯れやすくなります。
適期(春〜初夏がベスト)
株分けは生育期に行います。株が活発に成長する春〜初夏なら、切り分けた子株も根を張りやすく回復が早いです。真冬や真夏は避けます(株の負担が大きく活着しにくい)。季節の考え方は日本の住環境の記事もどうぞ(→日本の住環境で育てるコツ)。
手順
- 子株が十分育つまで待つ(葉が数枚展開してから)
- 清潔なハサミ/ナイフで、成長点と根をできるだけ傷めないように親株から切り離す
- 切り離した子株を水苔で包んで板付け、または鉢に植える(→板付けのやり方)
- 活着するまで湿度を保ち・直射を避け・動かさない(→水やり)
アフターケア
切り分け直後は根が少なく乾きやすいので、明るい日陰+高めの湿度で管理します。水やりは乾いたらたっぷり。活着(数週間)までは株を動かさないのが鉄則です。
注意・品種差
- ビフルカツム・ネザーランドは子株が旺盛で分けやすい(→品種図鑑)。
- リドレイなどは子株を出しにくく、株分け向きではありません。
- 小さすぎる子株は失敗しやすいので、焦らず育ててから。
まとめ
- 増やし方の基本は子株の株分け
- 生育期(春〜初夏)に、十分育った子株を清潔な刃物で切り分ける
- 分けたら板付け/鉢にして、活着まで湿度を保ち動かさない
- 子株を出しやすい品種(ビフルカツム等)が初心者向き



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